本日行われました、インターハイ都大会1回戦の結果は以下の通りです。
早実 0−0 保善 (延長 0−0 、PK 3−1)勝利
インターハイ都大会1回戦の相手は、T2リーグに所属する保善高校。練習試合などでもお互い手の内を良く知る同士の対戦となった。
早実は、先週のT1実践学園との1戦から更に2人のレギュラーが負傷し、苦戦を覚悟の上での戦いとなった。特にTリーグでのFW?の負傷欠場(後述の通りラスト20分から出場)が響き、攻撃に決め手がない。前半からシステム的にも全く相手と同じ形にはまってしまい、お互いロックがかかったゲームで動きがでてこない。セットプレーか相手のミスでしかチャンスが生まれそうにない。前半はそのような形でお互いほとんどシュートもないまま終了。
ハーフタイムには、集中力を欠かさないようゲームの流れを再確認し、相手ゴール前に仕掛けるタイミングをもう少しはやめるよう全員で意思統一を図り後半に臨む。
後半は、1年生の左サイドバック?を中盤の底で使うことにより、中盤でのサイドチェンジが多くなり相手を揺さぶり始める。しかし得点が生まれず、後半20分過ぎには、背水の陣で、怪我で負傷中の3年生FW(この日は?)を強引に出場させる。それからはFW同士の連携も生まれ、相手バイタルエリアの攻略にかかる。しかしシュートまでは行くものの相手も最後は体をはりゴールを許さない。そして相手もカウンターから早実ゴールに迫るシーンも増える。一進一退のまま後半が終了。
気温も上がり、ここからは体力 ・精神力の勝負となる。ここまで頑張ってきた1年生FWも足がつり、この日初出場の2年生MFも運動量が落ち始めたため学力テストを2日後に控えた3年生を出場させる。両者意地と維持のぶつかり合いでゴールは割らせない。そして延長戦もスコアレスドロー。決着はPK戦へ。PKは先行の早実が1人目、3人目と外してしまうが早実GKも相手の3本のPKをストップ。結局PK戦3対1で勝利した。
毎年、この高3学力試験前のこの1戦は苦労するが、今年は例年以上に主力の怪我というもう一つの壁に悩まされ苦労した。しかし何とか勝利した。運も味方してくれたことが大きい。この運を利用して何とか次の1戦も乗り越えて生きたい。そして、勝ち上がることにより主力が怪我から復調し、フルメンバーで戦える日を迎えられるようにしたい。
今後ともよろしくお願いいたします。
早実 森泉武信
(※森泉先生からのメールを転載させて頂いております。)
次の公式戦
インターハイ都大会2回戦 5月21日(土) 16:00キックオフ
vs都立豊島と都立江北の勝者 @明大明治高校G
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